にーはお！華劇回廊編集部です！
「三体」は中国SF大流行のきっかけとなった劉慈欣さんの小説が原作。アジア圏で初めて「SF界のノーベル文学賞」とも呼ばれるヒューゴー賞を受賞した作品で、日本語にも翻訳されています。テンセント版とNetflix版があり、今回放送されるのはテンセント版。ドラマ化が決まった時から話題沸騰の超注目作です！
三体のあらすじは？
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2007年、世界中で物理学者たちの自殺が相次いでいました。自殺の仕方は様々でしたが、遺書には一様に「物理学など存在しなかった」という謎の文言が。
死んだ物理学者たちがみんな“科学境界（フロンティア）”という学術組織に属していたことから、警官の史強は最近そこへ参加したナノ素材（マテリアル）の研究者・汪ミャオに連絡を取ります。
史強は汪ミャオに科学境界についていろいろ聞きますが、汪ミャオは「彼らは基礎物理学で自分は応用物理学。ジャンルが異なるので仲間には入らなかった」と答え、潜入捜査をしてほしいという警察からの要望も断ります。
他の人間に頼もうとする上司に対し、史強は「ジャンルの違う汪ミャオをわざわざ誘ったということは彼になにか特別なものがあるはずだ」と言いますが…。
かつてないスケールで物語が進んでいく、本格派SFです！
感想は？
小説が出た時に「物理学の部分がなにを言ってるかサッパリ分からないのに、ものすごく面白い」という感想を見かけたのですが、ドラマもまさにそんな感じ。細かい部分で難しいところはあるものの、情報を小出しにしてくれるのでストーリーに集中できます。
推理仕立てになっているので、SFに不慣れな方でも馴染みやすい作り。なにかが起こりそうな不穏な空気感に思わず惹きつけられます。
神経質で真面目な汪ミャオと頭はキレるけれど不遜な史強のコンビがこれからどうやって未知なる世界と対峙していくのか、期待が高まります！
原題は？全何話？
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原題はそのまま「三体」。原作小説は20カ国以上で翻訳され、累計発行部数2900万部を超えるという人気作。全30話です！
キャストは？
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汪ミャオ（ワン・ミャオ）役：張鲁一（チャン・ルーイー）
北京出身。中央戯劇学院を卒業後、北京大学で芸術の修士号を取得。演出家もしています。第23回上海テレビ祭白玉蘭賞で最優秀助演男優賞にエントリーされました。
「始皇帝 天下統一」「麻雀」「前行者」等に出演しています！
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史強（シー・チアン）役：于和偉（ユー・ホーウェイ）
遼寧省出身。時代劇を中心に活躍し、三国志俳優としても有名です！国家一級演員でもあり、北京電影家協会の副主席も務めています。第27回上海テレビ祭白玉蘭賞最優秀主演男優賞など受賞歴も豊富。
「三国志 Three Kingdoms」「上陽賦」「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」等に出演。
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にーはお！明星回廊編集部です！ ドラマ「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」やドラマ「巡回検察組」に出演した大物俳優の于和偉（ユ…
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葉文潔（イエ・ウェンジエ）役： 陳瑾（チェン・ジン）
山東省出身。映像作品だけでなく、舞台女優としても活躍。第8回上海テレビ祭白玉蘭賞最優秀主演女優賞など、ベテラン女優として数々の賞に輝いています。
「ゴールデン・アイ-黄金瞳-」「それでも、家族～All is Well～」映画「安魂」等に出演。
相関図は？
相関図はまだありません。今後もチェックしていきますね！
最終回やネタバレは？
結局「科学境界」へ潜入することになった汪ミャオと史強は地球外の文明「三体」と出会うことに…。そして地球人の中には、地球の文明を滅ぼし、三体の文明を取り入れようとする組織もいて…？
物理化学者の自殺から地球外生命体の存在を知る二人。そして地球が侵略される危機が…。
かつてないスケールで語られるSF作品です！
まとめ
ということで、三体についてでした！
大人気小説のドラマ化だけあって、始まる前から大注目を浴びている本作。細部までこだわって作っているのが伝わる作品です。小説を未読の方は世界観の予習に、既読の方は作品の解像度を高めるために、とそれぞれ楽しめそう。
ちなみにNetflixでもドラマ化される予定ですが、そちらは2024年1月に配信開始と言うことで、こちらも期待が高まります！見比べてみるのも楽しそうですね！
それでは！