ムーランは実在の人物!?史実や時代背景を調査!

にーはお!華劇回廊編集部です!

今回は少し趣向を変えて・・・あの作品について取り上げます!

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「ムーラン」です!

ムーランは最近実写映画としてディズニー+で配信もされていますよね。

 

そこで、気になるのはムーランって実在の人物なの?ということ。

これは調査しないわけにはいきません!

 

ムーランは実在の人物?実話?

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結論からいうと、ムーランが実在した可能性は非常に高いです。

『木蘭辞』という詩の中で、ムーランという女性の姓が花、名が木蘭で、花木蘭という名前で伝わっています。

 

ムーランは女将軍で、女性が男装して異民族と戦い、勝利するというストーリーになっているんですね。

この物語の影響で、男装する女将軍というのは中国でも、鉄板の設定となりました。例えば、昨年放送され大ヒットとなったドラマ、花と将軍でも、その設定が踏襲されています。

上海の綾瀬はるかと言われる、マー・スーチュンさん演じる女将軍の美しさは、多くの視聴者を引き付けた中国ドラマの名作です。

 

「花木蘭」の史実や時代背景は?

 

ムーランの物語は、中国人の中では「花木蘭」と言い、発音はピンインでは「Hua Mulan」になります。

カタカナで書くと、ファームーランになり、この名前で広く知られています。

 

時代背景は、5世紀から6世紀にかけてあった、南北朝時代の話。

北朝にあったのが北魏という国が舞台でした。その北魏に北方民族である、突厥が侵入。それをムーランが撃退したというので、『木蘭辞』という詩が歌われたのです。

 

ちなみに、北魏という国は鮮卑族の建てた国です。

中国三大石窟の一つと言われる、雲崗石窟を立てたのが北魏でした。

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大きくいって、北朝は漢民族ではない異民族の王朝。対する南朝にある国々が宋や陳などの漢民族の王朝。そう、漢民族から見れば、この鮮卑族も異民族なんですね。

これはすごく面白いです。

ムーランも漢民族から見れば異民族なわけで、異民族からみた異民族が突厥というさらに北方の民族なんですね。

ちなみに、突厥はテェルク系民族と呼ばれ、西に渡りトルコ人の祖先になったともいわれています。

 

ただ、北魏はとても漢民族の文化にあこがれていた王朝だったので、全ての様式を漢族風にしていました。

なので、こんなことをいうと鮮卑族は悲しくなってしまうかもしれません。

 

その後、北魏はどうなったのかというと、東魏と西魏に分裂。それが北周と北斉に受け継がれます。

北周の後継王朝がみなさんも知っている隋。が中国を統一することになります。

 

感想や評判!

 

予備知識をおさらいしたところで・・・

実写映画のムーランの感想をチェックしてみましょう!

 

 

 

 

 

まとめ

 

ということで、ムーランについてでした!

 

ディズニー作品になっているということで、知名度の高いムーランですが、背景はやはり中国らしいものがありましたね。これを機会に中国版のムーランも見てみたいところです。

 

それでは!