にーはお!華劇回廊編集部です!
今回は、中国ドラマの名作「蒼穹の昴」についてです!
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2010年に日中合作で制作され、原作は浅田次郎さんとなっています。
ワタシは原作シリーズについてはずっと読み続けていますので、思い入れもひとしお!
ということで、ドラマの蒼穹の昴についての情報をみていきたいと思いますよ!
蒼穹の昴(中国ドラマ)のあらすじは?
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まずはあらすじからみてみましょう!
日本の明治20年(1887年)頃、清朝第11代皇帝・光緒帝の治世下。
光緒帝の御代でしたが、実権を握っていたのはあの西太后。
物語の主役は二人の若者。
一人は宦官になる道を選んだ、貧しい春児(チュンル)こと李春雲(りしゅんうん)。
もう一人は、官吏登用試験””科挙””に首席合格し、高級官僚の道を進み、光緒帝の側近となる梁文秀(りょうぶんしゅう)。
二人を主軸に今、清朝末期の物語が始まります・・・!
清朝末期の宮廷を舞台にしたお話です。蒼穹の昴では、春児こと李春雲が主人公。
貧しい春児は宦官になるのですが、その宦官になる過程の描写もなかなかリアル・・・!
そして、春児は貧しい境遇から立身出世していくんですね。
かなりぐっとくるストーリー展開になっています。
主人公のモデルは?
主人公の春児。
モデルを調べてみましたが、思い当たるのはこの方、李蓮英です。
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李蓮英は西太后に使えた宦官として有名。
宦官の最高位、太監にもなりました。
貧農出身の李蓮英は、十六歳で自ら浄身(去勢)を決意したとされます。
貧しい李蓮英が一旗挙げるためにはこれしか方法がありませんでした。
苗字も李ですし、その背景もかなり近いのではないかと言われています。
浅田次郎さんのエッセイで、李蓮英の言及があったような気も・・・(うろ覚えです)
また、もうひとりこの人も大宦官でした。
小徳張です。
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こちらが、その小徳張。
小徳張の性格は春児のようないわゆる「いい子」ではなく、かなりの曲者で賄賂を懐にため、地方の財閥と変わらない豪勢な暮らしをしていたと言われています。
そして、中華の歴史上最後の大宦官となったんですね。
この二人をみてみると李蓮英がモデルの可能性が高いでしょう。
中国での評価や感想!続編は?
最後に中国での評価や感想を!
原作者は日本人ですから、中国での評価が気になりますが、おおむね好評であったとのこと。
中国当局は、西太后については特になにもなかったが、李鴻章の評価が高すぎることに対しては、かたくなに否定したそうです。
中国での人物の評価はいい奴、悪い奴の評価が定まっています。
つまり、国の見解がしっかりあるということ。歴史の問題もありますし、そのあたりはシビアなんですよね。
ということで、原作とドラマでは人物の描写などが違うようです。
蒼穹の昴はその後、シリーズ化され、名前を変えて続編が続いていきます。
以下のような順番ですね。
蒼穹の昴
珍妃の井戸
中原の虹
マンチュリアンレポート
天子蒙塵
私はマンチュリアンレポートまで読破。
蒼穹の昴も印象に残ってますが、中原の虹が好きでした。
西太后の最期にはかなり感動してしまいましたね。
しかし、実写版はまだ続編はなく・・・そちらも望まれます。
まとめ
ということで、蒼穹の昴についてでした!
ワタシもかなり思い入れのある本作・・・早く続編のドラマもみたいですよねー
続編では時々現れる春児におおぉお!となります笑 原作も併せてチェックしましょう!
それでは!
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