にーはお!華劇回廊編集部です!
ご紹介するのは「ヒカルの碁(棋魂)」!
日本の大人気漫画「ヒカルの碁」を中国がドラマ化したことで、放送当時に日本でも話題になりました。初見の方から原作ファンまで必見です!
ヒカルの碁(棋魂)のあらすじは?
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時は香港返還直前の1997年。時光(シー・グァン)は欲しいおもちゃを買うために、祖父の家に売れそうなものを探しに行きます。そこで見つけたのは古い碁盤。売れそうだ!と喜びながら、何となく碁盤についた染みに触ったところ、突然不思議な声が響きました。
「碁の道を極めたい」というその声は、南朝梁時代の碁の達人褚嬴(チュー・イン)。武帝にお抱え棋士として仕えていた褚嬴は不正を犯したと嫌疑をかけられ自死を選び、以後、1000年に渡って碁盤にとりついていたのでした。
棋士の求める最高の手「神の一手」を求める褚嬴は時光に碁を打たせようとします。本当は碁に興味のない時光ですが、断ると褚嬴のメンタルの影響で体調が悪くなるため、嫌々碁を始めることに。
しかし徐々にその楽しさと才能に目覚め始めます…
感想は?
ストーリーはもうご存じの方も多いのではないでしょうか?舞台が中国に変わっているものの、原作に沿って丁寧に作られているので違和感はありません。元々原作が面白いので、話の展開に安定感があります。
キャライメージが若干違うかなと思うので、原作ファンは別物だと思った方がいいかもしれません。キャラで言うとヒカルの一番のライバル・塔矢アキラこと俞亮(ユーリャン)が髪形などは全然違うのに何となくアキラっぽさがあります!
碁盤が日本と違って薄かったり、碁を打つ人にはそういった細かな違いも面白いかも。個人的には香港返還直前の中国の様子も興味深かったです!
原題は?全何話?
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「ヒカルの碁」の中国語の題名は「棋魂」。日本の漫画「ヒカルの碁」が原作なので、日本に入る時、原題に戻ったんですね!
全36話での放送です。
キャストは?
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時光(シー・グアン 原作名:進藤ヒカル)役:胡先煦(フー・シエンシュウ)
天津市出身。中央戯劇学院卒業。子供の頃からお芝居が好きで、小学生で子役デビュー。まだお若いですが、既にキャリアはベテラン並み。ラテンダンスで賞を獲るなど、ダンスもお得意です!
「如懿伝」「小別離」「老男孩」等に出演。
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褚嬴(チュー・イン 原作名:藤原佐為)役:張超(チャン・チャオ)
北京市出身で歌手でもあります。日本の漫画「テニスの王子様」が原作の「網球王子」で石毅(大石秀一郎)を演じるなど、2.5次元ドラマでも活躍中。
「20歳よ、もう一度」「了不起的女孩」「夏至未至」などに出演。
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俞亮(ユー・リャン 原作名:塔矢アキラ)役:郝富申(ハオ・フーシェン)
大連市出身。2019年テレビドラマ「閃光少女」でデビュー。翌年には「ヒカルの碁」で主人公のライバル役を務めあげ、一躍有名に。今年は「芥子時光」で主役を演じるなど、人気急上昇中です!
「做夢吧!晶晶」「瞄准你的未来」などに出演。
相関図は?
相関図はまだありません。引き続きチェックしていきますね!
最終回ネタバレは?
褚嬴の指導を受けながら徐々に才能を発揮していく時光。俞亮との実力差に落ち込んだりしながらも、プロへの道を進んで行きます。
「神の一手」を求めるうちに友情を深めていく二人ですが、ある日突然別れがやってきます…。
囲碁を通して描かれる友情の物語です!
まとめ
ということで、ヒカルの碁(棋魂)についてでした!
「ヒカルの碁」をリアルタイムで読んでいた世代なので楽しく見られました。久しぶりだったのですが意外と内容を覚えていて、名作の記憶は薄れないのだなと思います。キャラに関しては中国でも色々意見があったようですが、私はこれはこれで一つの作品としてきちんと完成されていると思います。
「あのキャラ・あのシーンがどうローカライズされたのか?」と思いながら見るのも、初見として純粋にストーリーを楽しむのもアリ。いろんな楽しみ方ができる作品です!
それでは!