にーはお！華劇回廊編集部です！
今回取り上げるのは、「キミと奏でる交響曲<シンフォニー>」です！
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音楽を通じて出会った二人の愛を描いたロマンティックな音楽ドラマ！
日本の漫画「のだめカンタービレ」を原作としています。
本作は、中華圏で絶大な人気を誇る周杰倫(ジェイ・チョウ)の楽曲で数多くの編曲を手掛けた鐘興民氏が音楽総監督を務め、世界的ピアニストの郞朗（ラン・ラン）氏が音楽顧問に名を連ねるという、中国の一流音楽スタッフが携わる作品となっています！
キミと奏でる交響曲<シンフォニー>のあらすじは？！
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将来に不安を感じている臻言（ジェンイエン）は担当教師との口論や事情で海外留学が出来ないことなどで泥酔して、家まで辿り着くも玄関先で潰れてしまいます。聞こえてきた美しいピアノの音色で目を覚ますと、そこにはゴミだらけの部屋でピアノを弾く女性の姿が。
彼女がこの物語のヒロインである、方小莴（ファン･シャオウオ）です。
臻言は新しい担当教師に落ちこぼれ生徒小莴（シャオウオ）とのモーツアルトソナタの連弾を課題とされたました。楽譜通りに弾かない彼女との連弾を断るも、単位を取るために仕方なく承諾。奏でるピアノはとても美しいのに、譜読みが苦手らしく楽譜通りに演奏することができない小莴に好きに弾かせて、臻言が完璧に合わせることで弾き終わりました。これが方小莴の恋の始まりに・・・
俺様キャラで、なるべく接触したくないと思う小莴に無愛想な言動を見せる臻言ですが、元来優しく世話好きの性格のため上の階のゴミだらけの小莴の部屋の掃除や食事の世話を焼いてしまいまうのです。
ヴァイオリン専攻の秦奮（チン・フェン）に試験で、臻言の演奏にフェンは感激します。既存のエリート集団、Aオケを辞めさせられたティンパニー奏者の陳征（チン・ゼン）も小莴の仲間入り。
世界的な中国人の指揮者のフィッシャーが招聘教授として来校して、なぜか落ちこぼれの生徒ばかりを集めてＳオーケストラを結成します。フィッシャーは、来校前に秦奮や小莴に偶然会い親しくなりますが、臻言とは最悪な出会いになりました。
フィッシャーは臻言の指揮科転科は拒否しますが、Sオケの副指揮に任命します。Sオケの実力不足に愕然とした臻言は団員を厳しく指導しまい、遅れてきた学費稼ぎのバイトで忙しい卓音（Zhuo・Yin）をシビアな言葉で追い返してしまいます。しかし、指導を代わったフィッシャーの短い時間に団員全ての名前を覚えていたこと、個々の指摘が適切だったことに驚き感心。
学校側は、Sオケと田毅松（テン・イーソン）が指揮するAオケを音楽祭で演奏対決させて、負けたオケを解散と宣言します。その上、フィッシャーがSオケを辞め、臻言がSオケの正指揮者となります。
演奏中にポーズを決めるというパフォーマンなど個性が強い団員ばかりで、オケの指導に行き詰まり悩む臻言に小莴は食事の世話をして、ピアノを弾いて聴かせます。彼女の類まれな才能と自由に奏でる特徴が問題解決のヒントとなります。Aオケとの決戦の音楽祭で臻言の見事な指揮で団員のパフォーマンス付きでしたが、素晴らしい演奏を披露して音楽関係者に鮮烈な印象を与えます。
これが臻言の指揮者デビューとなるんですね・・・！
原題は？全何話？
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原題は蝸牛與黃鸝鳥で蝸牛はカタツムリ・黃鸝鳥は黄色い鶯です。
全46話と日本の原作ドラマよりもかなり長くなっていますね。
中国版のオリジナルエピソードもありそうです。
キャスト(出演者)は？
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李臻言役：張新成（チャン・シンチョン）
張さんは、冰糖炖雪梨・大宋少年志～secret mission～・家族の名においてなど、現代劇や時代劇に数多く出演している注目度急上昇の俳優さんです！
本作品では、代役なしで挑んだピアノ演奏や指揮のシーンは圧巻で高い評価を得ていますよ！
日本版でいうと玉木宏さん役ですね。
詳細はこちらからどうぞ！
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方小莴役：林允（リン・ユン／ジェリー・リン）
林さんは、美人魚・西遊伏妖篇・一吻定情 (イタズラなKiss）などの映画や蒼穹の剣など、多くのドラマに出演しています。
本作品では、天賦の才を持つ自由奔放な可愛いピアニストを演じましたね。
日本版でいうと上野樹里さん役。
詳細はこちらからどうぞ！
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田毅松役：寧桓宇（ニン・ホアンユー）
ニン・ホアンユーさんは、中国本土の男性ポップシンガーで音楽プロデューサー、映画俳優。
サスペンス映画のシークレットテクニックやドラマ鎮魂に出演しています。
本作ではストイックな音大の指揮者で、李臻言に負けながらも努力して国際的な指揮者になる役を演じています。
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フィッシャー役：寧理（ニン・リー）
ニン・リーさんは、バーニング・アイス -無証之罪-・燕雲台・ロング・ナイト 沈黙的真相など、数多くの日本で放映されたドラマに出演しています。演技には高い評価がある男優です。
本作品では、知名度のある国際音楽家で軽薄な行動をとっている様に見せて思慮深い人物の役を明るいタッチで演じています。
相関図は？
相関図はこちら！
最終回やネタバレは？パリロケを敢行！
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結構、原作に忠実にお話は進んでいくようですね。パリにも行きます。
方小莴の奏でるピアノに天賦の才を見つけ、彼女と何かと関わっていくうちに、最初は小莴の一方的な恋心に振り回されますが、臻言は小莴に少しずつ惹かれていくように・・・！フィッシャーからは、AオケとSオケの指揮者の交換やAオケ指揮者の田毅松との競い合いなど、色々と問題を投げ掛けられますが、臻言は常に毅然とした態度で対応していきます。
フィッシャーが中国を去る日が近づき、臻言はチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番をフィッシャーが指揮をしてAオケと共にピアノ演奏を披露し、観客を沸かせます。出会いは最悪でしたが、フィッシャーは李臻言に多大な影響を残した人物です。
小莴はフィッシャーから将来の夢を聞かれ、子供たちにピアノを教える先生になって、いつでも臻言のそばにいると答えました。フィッシャーは頷きながら、何かを問いかけて自分の腕時計を小莴に渡します。フィッシャーと臻言共演のステージを目の当たりにした小莴は部屋に籠り、取り憑かれたようにピアノを弾き、臻言に同じステージでピアノを弾きたいと訴えます。
Aオケ、Sオケがともに解散して臻言を指揮者として新たにRSオーケストラが結成され、第一回公演が大成功を収めます。音楽雑誌編集者や音楽評論家から何故留学しないのかと問われますが、臻言は返答することができません。
偶然、臻言の叔母から臻言の幼い頃に乗った飛行機事故で母親を亡くし飛行機に乗れず、催眠療法などの治療を試みたが全て失敗に終わったと聞いた小莴は、どうしても臻言を海外に行かせたいと独学で催眠術を学び、フッシャーから貰った時計を使い成功します。臻言のトラウマの原因は母親の心臓の薬を父親と別れる際にバックから落ちたことを伝えなかった事により、機内で心臓発作を起こした母親を救えなかった事です。
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臻言はトラウマを取り除くことができ、日本でやるべきことはすべて成し遂げ、いつか臻言と共演できるように自分も頑張ると決意を伝えた小莴と共にパリに行くことになります。
パリでも臻言は、持ち前の努力と才能で次々と難しい課題をこなし音楽家としての道を歩き始め、パリの歴史あるオーケストラの常任指揮者になります。団員の練習不足や演奏者不足、非協力的なコンマスの妨害などに合いながら、小莴に支えられながら臻言は曲の勉強に打ち込み、作品の本来の姿を明確に表現したパフォーマンスで高評価を受け、フッシャーと同じ事務所に所属します。
疎遠だった父親が小莴を教えていた事、その父親とのステージでの共演やフィッシャーの耳の病気など色々な出来事で物語は展開していきます。臻言の小莴へのプロポーズやRSオーケストラの仲間の恋愛模様など、幸せな出来事が場面に映し出されます・・・
まとめ
ということで、キミと奏でる交響曲<シンフォニー>についてでした！
クラシック音楽の世界が舞台なので、音楽の趣も映像も楽しめる作品です。
パリでロケを敢行して、情緒溢れるパリの街並みや風情が楽しめます。音大の仲間達や指導者との関わりを通じて、音楽の厳しさや楽しさを知って成長していく臻言と小莴の極上の青春音楽ドラマですよ！
それでは！
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